花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
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シダ・コケ
  • エンシュウヌリトラノオ

  • 2012年も終ろうとしています。いつも拙いブログを読んでくださってありがとうございました。
    今年はシダにはまってしまった1年でした。その締めくくりもまたシダでよろしく  (^_^;)ゞ

    エンシュウヌリトラノオ

    エンシュウヌリトラノオです。
    ヌリトラノオは無性芽ができるとそこで途切れてしまいます。
    テンリュウヌリトラノオは無性芽ができても、途切れることなくまた伸びていきます。

    ヌリトラノオとテンリュウヌリトラノオの雑種がエンシュウヌリトラノオで
    エンシュウも無性芽ができるのですが、ヌリトラノオより全体がよく伸びて
    無性芽をつけて途切れているものもあるけれど、無性芽が2つできていたり、先が細くなったりしていました。

    エンシュウヌリトラノオ

    エンシュウヌリトラノオは、テンリュウよりずっと大きかったです。

    ソーラス

    エンシュウヌリトラノオのソーラス。
    テンリュウより微妙に数が多いのが可愛い。

    比べて

    シモツケ、ヌリトラノオ、テンリュウ、エンシュウの羽片を比べてみました。
    比べてみると、違うような気がしますが・・・( ̄. ̄;)どうでしょうか?

    最後にどうしてもまとめておきたかったシダを3夜連続でアップしました。
    今年はシダに始まってシダに終りましたが、150種近くを仕分けることができました。

    これも、光田先生、一緒に山を歩いてくれた花友さんたち
    そしてなんと言っても沖縄や石巻のはじっこ、大阪、三重、山口、北海道、関東方面と
    シダの好きな人も、初めての人までもが、こんなのがあったよってシダをアップしてくださいました。
    とても嬉しかったです。ほんとうにありがとうございました。

      ありがとうまた来る年もよろしくお願いします。とても感謝しています。

    ---------------------------------------------------------------------------
    エンシュウヌリトラノオ
    分類  チャセンシダ科 チャセンシダ属
    分布
    撮影地 紀伊半島
    web拍手 by FC2

    10 Comments

    ha-chan says..."こんばんは^^"
    もたもたしていたら 大晦日になってしまいました。
    pandaさん いつもありがとうございました。
    たくさんの刺激と元気とやる気をいただいてきました。
    来年もどうぞよろしくお願いいたします。

    一年間で150種。そのパワーに圧倒されてしまいます。
    さすが!!の一言です。
    シダの涼しげな姿や野生的な雰囲気が好きです。
    だけど・・・くじけました、私。
    自分の周りで見かける草花の名前がわかるとどんなに楽しいだろう。と
    いつも思っているのですが 難しいですね。
    来年はシダも含めて 一つでも覚えられるといいなと思っています。

    「火怨」・・
    息子も期待していますが、なにせ受験生の身ですから
    テレビを見てていいのかと葛藤しているようです。 カアサンハ ミルノダ(*^^)v


    2012.12.31 00:52 | URL | #f4O6ifVo [edit]
    panda says..."★ha-chanへ★"
    ha-chan、おはようございます。
    大晦日はのんびりできるの朝だけですね。これから数日怒号の忙しさ?
    私こそha-chanから笑いと不思議をたくさんもらいましたよ。それからやさしさもね。

    150と言っても、半分以上は教えてもらったりしてるのでできたこと。でも、どっちかと言うと今年はいつもの年より気力がなかった。ああああどうしようかなぁって家の中にいることが多かった。そんなとき、ha-chanにはげまされたかな。

    「火怨」は息子が受験生の時、読んでました。夜中受験勉強中台所をさまよってきたとき「母よ、アテルイは死ぬ」なんて結末をぽろっと言われたのでした。私はあの頃の歴史を考えるのに「火怨」はおもしろいんじゃないかなぁと思うのです。脳裏に映像が浮かびながら覚えるって忘れないと思うの。だから、いいんじゃない?ha-chanの子どもさんたちはどう考えても、「受験によくでる」タイプの本ばかりでなく、もっと深いところを追求していくタイプと思う。なんて・・・カアサント イッショニ v(^^*)
    2012.12.31 08:25 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    多摩NTの住人 says..."こんにちは"
    今年はたくさんの刺激を有り難うございました。
    pandaさんの探究心は素晴らしいといつも思っています。
    来年も引き続き宜しくお願い致します。
    どうぞ良いお年をお迎え下さい。
    2012.12.31 12:54 | URL | #rId1tC1Q [edit]
    光田 重幸 says..."エンシュウヌリトラノオ"
     信じられないかもしれませんが、日本は世界一ヌリトラノオ類が複雑な国です。ヌリトラノオは旧世界の熱帯山地から暖帯に広く分布しているものの、シモツケとテンリュウは日華区系の特産種。さらにカミガモソダやイエジマチャセンシダとなると、日本の固有種という具合。たがいに雑種を作りやすく、イエジマチャセンシダだけは他種と混生していないので例外ですが、二種類のヌリトラノオ類が生えていると、たいてい雑種があります。しかも無性芽で増えることが多く、群生します。
     エンシュウヌリトラノオもそんな一つで、こうして写真を並べていただくと、羽片の耳がはっきりするテンリュウの形質を受け継いでいることがよくわかりますね。胞子嚢も両親ほどには盛り上がっていません。
     「テンリュウだ、エンシュウだ」とよく出てきますが、これは静岡県にかつて黒澤・佐竹というシダのつわものがいたため。おまけに静岡大学には志村先生というシダの大家がおられました(その教え子がヌリトラノオ類の世界的研究者松本定氏で、私は彼と共著論文を書いたことがあります)。つまり、熱心な研究者がいると、地名が種名になりやすいのです。
     アテルイか。懐かしいな。私は二十年近く前にアテルイという雑誌に「正月飾りの思想」という論文を寄稿したことがあります。そのころはまだ、アテルイの名を知る人は少なかったですが…。
    2012.12.31 18:48 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    湖人 says..."pandaさん、こんばんは?"
    ちょっと見ない間に理科先生のようなブログになってるやん。
    なんか緊張するやん。
    来年はあすかは大学生です。
    ひゃぁ〜。
    知らぬ間に年をとってしまった。
    ヤバイヤバイ。

    ところでシダくん。新旧の時代を繰返すらしいけど
    旧の時代は何で必要なんやろ。


    来年も頑張って続けてねぇ。
    2012.12.31 20:50 | URL | #- [edit]
    panda says..."あけましておめでとうございます"
    ★多摩さんへ★
    多摩さん、おめでとうございます。
    多摩NTは緑が多いのかしら?ってずっと思ってました。
    走りながら見つけた植物と、いろんな思い出楽しく読んでます。
    また今年もよろしくお願いします。


    ★湖人さんへ★
    湖人さ~ん、元気ですか?
    正月は琵琶湖に帰れていますか?東京の虫は元気ですか?
    聞きたいことはたくさんあるけれど、お元気そうでよかった。
    あすかちゃんは大学生ですか。今はどんなことに興味があるのかしら?
    まだ巨大なこんにゃくを見たいとか、そんな感じ?
    それとも、もっと別な方面に才能が開花して来ましたか?

    旧の時代?
    いきなりですが、私にはわかりません。
    旧の時代って前葉体の時代のことですよね、コケみたいな・・・
    新旧の時代を繰返して、あるとき旧の時代をすてて進化したのが花とか・・・

    宿題置いていかないで~ ^m^ また来てね。
    2013.01.01 01:29 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    panda says..."★光田先生へ★"
    光田先生、あけましておめでとうございます。
    「世界一ヌリトラノオ類が複雑な国」ですか?この中でシモツケは羽片が丸いのでわかりやすいですが、他のは難しいです。紀伊半島のはテンリュウが一回り小さくて、一目で違うことがわかりましたが、他の地域のテンリュウはどのくらいの大きさなんでしょう。もし、同じくらいの大きさだったら無性芽の数でしか私には区別できないくらい違いが微妙です。ヌリトラノオもこまつなさんのところで見ると羽片の違いがよくわかるのですが、長崎のヌリトラノオはエンシュウと似て見えます。
    テンリュウとヌリトラノオは無性芽の数で区別できるとしても、その雑種のエンシュウは片親しかそこにいなければ、見分けにくいだろうなぁと思いました。それに、シモツケとの雑種、カミガモシダとの雑種となってくると、ほんとに複雑なのでしょうね。

    先生「正月飾りの思想」って、松竹梅、ダイダイとかユズリハとかの意味のほかにも、神さまとの関連があるのですか?

    先生には、この春からいろんなことを教えていただきました。楽しかったです。ほんとうにありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
    2013.01.01 02:32 | URL | #s3xzpNyI [edit]
    光田 重幸 says..."エンシュウヌリトラノオ"
     今年もよろしくお願いします(私のコメをあまり負担に感じないで、という意味もこめて)。
     ヌリトラノオは旧世界の暖かいところに広く分布していますから、世界的に見れば別種と思われるほど形が変わります。沖縄のものには、イエジマチャセンシダとの雑種?と思われるようなものまで出てきます(こまつなさんが報告した画像もそうです)。しかし胞子は正常で、本格的に取り組まないとそれ以上の追求は難しいです。このことは、逆にいえば、イエジマチャセンシダはほんとうにカミガモシダの変種なのかという問題とも関係しています。
     私がテンリュウヌリトラノオの自生地を見たのは南紀でだけですから、pandaさんと知見はそんなに変わりません。しかし各地の標本を見るかぎり、小型で羽片の幅が狭いですから、無性芽の数を参考にすれば迷うようなものではないと思います。ただ、エンシュウに似たヌリトラノオはありえるわけで、胞子が正常かどうかまず検討すべきでしょうね。
     京都にはカミガモシダが多いですから、シモツケ×カミガモ(ニセヌリトラノオといいます)やヌリトラノオ×カミガモ(アイヌリトラノオ)はたくさんあります。長崎県にはカミガモシダは分布していないようですから、雑種観察上は逆にチャンスともいえます。テンリュウ×カミガモはまだ見つかってないのでは?分布が重なるところがないと思いますので。
     「正月飾りの思想」は、柳田も折口も「正月飾り」にいっさい言及していないことに業を煮やして、エイヤッと書いたものです。餅が芋(メインはヤムイモ)のイミテーションであることを軸に、重ね餅の科学性を解き明かしたもの。文学系の仲間内では好評でしたが、生物系の友だちには???だったようですね。
     
    2013.01.01 06:45 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    光田 重幸 says..."光田から湖人さんへ"
     「おーい前葉体!、何でお前が必要なんだときいてる人がいるよ」
     「・・・・・」
     ゼンヨウはわからないそうです。
    2013.01.01 18:24 | URL | #UPCNk2uw [edit]
    panda says..."★光田先生へ★"
    先生、おはようございます。
    先生のコメントは図鑑に書いていないことがたくさんで、そのシダのことを考える時、このくらいの変異があってもいいんだなぁってわかります。はじめのころは難しいこともあったけれど、今読み返すとわかったり。1年先に読めばもっと深く読めたりするのじゃないかと思います。だから私だけでなく、読んでくださった人はそれぞれに光田先生のメッセージをくみ取ってるんだと思うんです。先生の負担にならないくらいにいろんなことを教えてください。今年もどうぞよろしくお願いしま~す。

    ネット上の標本を見てヌリトラノオの羽片はもっと三角状で切れ込んでるんじゃないかと、長崎のヌリトラノオは少し丸いような気がすると思ったのです。でも、長崎ではヌリトラノオは多いのですが、シモツケも少ないし、カミガモもテンリュウにも出会ったことがありません。逆にそれがヌリトラノオを理解するのにはいいかもしれないということなのですね。先生、長崎のヌリトラノオをもう少しよく見てみますv(^^*)

    正月餅と芋で検索したら、普賢寺の朝市の親子芋がヒットしました。おもしろいですね、小芋がたくさんついてて子宝に恵まれそうな芋でした。
    そして「ゼンヨウがわからない」ってのも、先生らしくて笑ってしまいました。ありがとうございます。今日は私の実家周りです。
    2013.01.02 08:01 | URL | #s3xzpNyI [edit]

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