花の日記

山歩(さんぽ)のときに出会った小さな花たちの記録
MENU
木本
  • モンテンボク(テリハハマボウ)

  • 山頂で

    モンテンボクは別名のテリハハマボウと呼ぶ方がわかりやすいですね。
    父島の山を歩けば、いたるところで見かけます。

    テリハハマボウ

    山頂の岩場では樹高は低く、3mないこともありますが、
    環境によっては樹高が10mになるようです。
    葉は革質で小さく、表面に光沢があるのでテリハハマボウ。

    花

    花期は普通6-7月ということだけど、周年みられるということです。
    花冠は径3-4㎝。蒴果は球形。

    蕾

    副ガク片は披針形で図鑑では10個とありますが写真は6-7個くらいですね。
    ガク片はガク筒とほぼ同長で、三角状。

    花

    花の色は明るい黄色~赤っぽく変色します。

    蒴果

    種子の表面にはかたい毛が密生しています。
    ハマボウやオオハマボウは海流散布ですが、
    モンテンボクは種子の海流散布能力が著しく低下しているそうです。

    テリハハマボウ

    このモンテンボクは、樹高も高くなり、葉も浅い心形。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    オオハマボウ

    小港河口付近は半マングローブ植物のオオハマボウが群生しています。
    モンテンボクはオオハマボウの祖先種から分化、進化した小笠原の固有種ということで

    葉

    オオハマボウと似たところがあるような気がします。

    花

    父島でお世話になったマルベリーさんに、小笠原の植物について教えて頂きました。
    風や海流による長距離分散で、祖先種の種子や果実が小笠原諸島に移入したあと、
    長距離分散能力の喪失をともなった、海岸性から山地性へのニッチシフトなどの独自進化を遂げたのだそうです。

    小港河口のオオハマボウは、その後また小笠原に移入したものと考えられます。

    ----------------------
    モンテンボク  Mountain木 照葉浜朴 
    別名  テリハハマボウ
    分類  アオイ科 ハマボウ属
    分布  小笠原
    撮影  父島



    参考ページ:遙かなる海路の果てに:小笠原諸島固有樹種モンテンボクの起源と進化
       汎熱帯海流散布種から海洋島固有種への種分化
    web拍手 by FC2

    Leave a reply






    管理者にだけ表示を許可する

    Trackbacks

    trackbackURL:https://nannjyamonnjya.blog.fc2.com/tb.php/2751-3ac2916c
    該当の記事は見つかりませんでした。